REM睡眠の発見
REM睡眠は、どのように発見されたのでしょうか?
フランスベッドで眠る被検者がREM期に陥った時を見はからって揺り起こし、
「今夢を見ましたか?」
・・・とたずねたところ、実に27回のうち20回まで「見ていた」という答を得たそうです。
さらに対照実験をして、REM期でない時に起こして、同様にたずねたところ、23回のうち19回までが「見なかった」という答を得ました。
それにカを得て彼らは実験をかさね、結局、REM期には人は80パーセントまで夢を見ていると結論しました。
・・・ところが面白いことに、同一の被検者をREM期にすぐ起こさずに、翌朝までぐっすり寝かせてから尋ねると、10人のうち9人までが全然夢を思い出せなかったのです。
ともかくこれで、私たちは夢を客観的に調べる確実な手がかりを初めて手に入れました。
これによって過去の夢に関するいろいろな仮定や想像が一つ一つ打ち破られ、また非常に面白い事実もたくさん見つかっていくのです。
しかしそれよりも先に、わたしたちは再び本筋の睡眠そのものの研究に立ち返らねばならないでしょう。